「この楽器、いくらで売れるかな?」 簡単な検索で今すぐチェック!

フルート(三響/ SANKYO)買取価格一覧

フルート(三響/ SANKYO)買取価格一覧

フルート(三響/ SANKYO)のご紹介

日本の匠が生み出す美しい響き ― 三響フルートの魅力と歩み

日本を代表するフルートメーカーのひとつ、三響フルート製作所(SANKYO FLUTE MFG. CO., LTD.)。
その美しい音色と精巧な造りは、世界中のフルート奏者から高く評価されています。今回は、三響の歴史とものづくりのこだわりをご紹介します。

創業の背景と歩み

三響フルートは1968年、旧ムラマツフルート製作所の技術者だった久蔵菊雄・武井秀雄・大木太一の3名が中心となって創業しました。
東京都豊島区での小さな工房から始まり、同年には埼玉県狭山市に工場を構え、初号機を完成。
以来、技術の粋を集めたフルートを生み出し続けています。1976年には本社を狭山市に移転し、今日に至るまでハンドメイドにこだわる姿勢を貫いています。
1980年代には製造本数3万本を突破し、1991年には独自の「ニューEメカシステム」を開発。
設立以来50年以上にわたり、革新と伝統を融合させたフルートづくりを続けています。

職人の手で生まれる音づくり

三響の最大の特徴は、全工程を自社で完結するハンドメイド製造です。
金属の溶解からパーツ製作、メッキ、組み立てに至るまで、すべてを熟練の職人が一つひとつ丁寧に仕上げます。
革を巻いたフェルトパッドを用いるなど、古くからの技法を大切にしながら、量産に頼らない確かな品質を守っています。
こうした職人技が、「温かく透明感のある響き」「明るく華やかでありながら繊細な音色」という、三響ならではのサウンドを生み出しています。

豊富なラインナップと独自技術

三響のフルートは、初心者向けからプロフェッショナルモデルまで幅広く展開。
素材も銀製から14K、18K、24Kゴールド製まで多彩で、奏者の好みに合わせて選ぶことができます。
さらに、ニューEメカシステムや久蔵メモリアルモデルなど、独自の技術や限定仕様モデルも魅力のひとつです。

三響が愛され続ける理由

創業から一貫して「人の手による美しい音づくり」を掲げる三響。
国産フルートブランドの中でも、音質・精度・デザインのバランスに優れ、長く愛用できる楽器として高い信頼を得ています。
国内の吹奏楽愛好家はもちろん、海外の演奏家からも支持される理由は、職人たちの真摯な姿勢と音への情熱にあります。

おわりに

三響フルートは、創業者たちが掲げた「いい音は、確かな技術と人の手からしか生まれない」という理念を今も守り続けています。
その音色は、奏者一人ひとりの想いを受け止め、やさしく響きわたる——。
日本の職人魂が息づくフルート、それが三響フルートです。

フルート(三響/ SANKYO)買取価格一覧

フルート(三響/ SANKYO)
買取価格一覧