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ファゴット(GEBR.メーニッヒ / GEBR.MÖNNIG)買取価格一覧

ファゴット(GEBR.メーニッヒ / GEBR.MÖNNIG)買取価格一覧

ファゴット(GEBR.メーニッヒ / GEBR.MÖNNIG)
買取価格一覧

GEBR.メーニッヒ(Gebrüder Mönnig)」と「メーニッヒ」の違いについて

ファゴット(バスーン)の世界で「GEBR.メーニッヒ(Gebrüder Mönnig)」と単に「メーニッヒ」と呼ばれるものは、基本的には同じドイツのメーカー(ブランド)を指していますが、どの時代の、どのグレードの楽器かという文脈で使い分けられることが多いです。
結論から言うと、「GEBR.(ゲブル=兄弟の略)」がついている方が正式名称であり、現代のプロフェッショナルな高品質モデルを指すことが多い一方、単なる「メーニッヒ」は古い時代の量産品や中古市場での通称として使われる傾向があります。
詳しい違いを3つのポイントで解説します。

1.「GEBR.」は「兄弟」を意味する正式名称

GEBR.メーニッヒ: ドイツ語の「Gebrüder Mönnig(メーニッヒ兄弟)」の略です。1906年にハンスとフリッツのメーニッヒ兄弟によって設立された伝統ある工房であることを示しています。
現在の位置づけ: 現代では「アドラー(Oscar Adler)」と同じグループ(メーニッヒ・アドラー社)に属しており、特に上位のプロフェッショナルモデル(「214」シリーズなど)には、誇りを持ってこの「GEBR.」の刻印が使われます。

2.時代背景による品質の違い(旧東ドイツ時代)

ファゴット奏者が「メーニッヒ」と呼ぶとき、以下の2つの時代で評価が大きく分かれます。
・旧東ドイツ(GDR)時代
1970〜80年代、会社は国有化され、多くの職人が入れ替わりました。この時期に「Mönnig」ブランドで大量生産された楽器(モデル208など)は、個体差が非常に激しく、現代では「初心者用」「学校備品用」というイメージで語られることがあります。
・現代(東西ドイツ統一後)
1990年以降、再び高品質な楽器製作が復活しました。現代の「GEBR.メーニッヒ」は、世界中のプロ奏者が使用するトップブランドの一つとして、非常に高い精度と音色を誇ります。

3.他の「メーニッヒ」との混同

メーニッヒ家は楽器製作の家系として非常に大きく、同じマルクノイキルヒェン(ドイツの楽器製作の町)には他にも「メーニッヒ」の名を冠する工房がありました。
オスカー・メーニッヒ(Oscar Mönnig): 主にフルートやクラリネットで有名でしたが、古いファゴットも存在します。
V.F. メーニッヒ: こちらも木管楽器を作っていましたが、ファゴットでは「GEBR.(兄弟)」の方が圧倒的に有名です。

このように、他と区別するために「本家・兄弟のメーニッヒ(GEBR.)」と呼ぶ習慣があります。

まとめ
呼び方
GEBR.メーニッヒ
メーニッヒ

もし中古楽器の購入や選定で迷われているのであれば、その楽器に「GEBR.」と刻印されているか、あるいは「モデル番号(214や208など)」が何かを確認すると、その楽器の真の価値が判断しやすくなります。